先日、久々にリンク申請の連絡があったら柳さんでした。
ご無沙汰してます。お元気そうでなにより。また宜しくお願いします。

ついでにリンクをいただいてる方をポチると、再開されている方が数人いらっしゃいました。半年くらい更新がない方は勝手にリンクを外してたので気付きませんでした。断捨離つーんですか?今風に言うと(笑)。で、今更再リンクってのも自分がされてもあまり良い気がしませんのでどうしましょう?再リンクしていいですか?>各位


うーむ‥‥
人の気持ちってのは複雑でわかりにくいものだけど、行動に対するリアクションは意外と単純なものだったりする。ということは相手の気持ちを探るにはリアクションを見れば良い。つまり人の気持ちをはかるにはこちらからアクションをおこすことが大切である。
おー見事な三段論法。

いや、別に面白おかしくしようと思って言ってるのではない。(^_^;)
相手に一歩踏み出す勇気がないと言うが、ホントにそうだろうか?己の一歩を待っているのではないだろうか?一緒に歩くより一歩引いてあるくのが居心地の良いと感じる子という可能性はないだろうか?

先にも書いたが、他人の気持ちなんてそうそうわかるもんじゃないのだ。
”僕はこうしたい”と考えるのと彼女自身が”私はこうしたい(されたい)”と考えることは同等であり、男女関係に当てはめるとその部分は大概隔たりがある場合が多い。
そこをちゃんとお話をしないと交わることができないのだな。

仮に”共に歩いていきたい。キミの一歩を待っている”と願っているならその旨を相手にしつこいくらい伝えておかねばならぬ。
「もう俺の気持ち判ってるでしょ?」「そんなもん言わないでも判るでしょ?」という考えは通用しないと思って良い。
ここをミスると良い友達で終わったり、強引なオトコにかっさらわれるという可能性大なので注意が必要なのだな。

ってなんでこんなコトを熱く語るか?
俺が痛い目にあったから。(笑)

まぁそれから先はなるべく言うようにしてる。
こないだも一緒に居た子に「ホテル行こう!」って誘ったら「行かねーし!」と秒殺くらったが傷は浅かった。これが逆にホテル行きたいと思ってる子を誘わず後で待ってたなんてことを聞いた日にゃーもうのたうち回って後悔するだろう。

...ってそんな話じゃないですかそうですか。(笑)

まぁとにかくですね、結局はどっちでもいいんですけどヾ(・・;)ォィォィ、気持ちを伝えるってことは大事だってことっすよ。
背景を知らずに勝手書いてごめーーんちゃい。
オレンジの瓶を愛用するあの人は
そのフレグランスのとおり竹を割ったように闊達で
しばしば僕を唸らせるくらい男らしいところを見せたけど
ベッドの中じゃ僕の手の上に居てくれたから
ちょっと優越感に浸ることができたんだ

シャワーのあとに
僕の首もとに巻き付いて眠ってても
なんでかその香りは残ってて
ずっと不思議に思ってたけど

オレンジの瓶のやつじゃなくって
実はあの人の芳香にやられてたってこと
コスメショップのテスターで
今更ながらに気付いて
薄っぺらい香りにまとわりつかれながら
ちょっと泣けてきた

掌の上で転がってたのは
僕の方だったんだ

http://diarynote.jp/d/38325/20030726
「浜乙女さんて少年のような人ですね」
「うそ!それ褒めてんの?」
「はい、エロい話してるとき瞳がキラキラしてます。その年でそんな人いませんよ」
 
 
 
グーで殴る。
 
 
 
某所のステキな女子から「出し惜しみすんなYO!」との激を頂いたが、最近そんな浮いた話はひとつもない(つД`)
ので、過去の話を交えて最近思ったことをちょこっと書いてみよう。

「子供を作ろうと思う」
それが彼女の別れの言葉だった。
3年と少し、遠距離恋愛の末の彼女の決断だったが、実際別れたのはそれから半年くらい過ぎたあたりだ。なぜなら俺はその宣言が別れの言葉だと気付かなかったから(笑)。
彼女からのメールが極端に少なくなり、返信も間が空くようになった。電話をかけてもテンションが低いと感じるようになったあたりからさすがに俺も感づいてきた。
けど、はっきりさせられなかった。怖かったから。
それから数ヶ月後、彼女の懐妊をメールで知った。いや、実際報告があったワケじゃなく、あれだけ好きだったタバコをやめたのでもしかして?と思いたずねたらそうだと言ってくれたのだ。「でもちょっと成長遅いみたい」と多少不安なことを添えて。

不安は不吉を呼び最悪の結果を迎えた。
彼女はメールであっけらかんと報告してきたが、10年来の悲願だったはずだ。俺も途方に暮れてかける言葉を見つけることが出来なかった。
この一件でただでさえ少なくなったメールがほとんど皆無になった。最後にケータイに送ったメールのあと、設定をいじってたら間違って彼女のアドを拒否にしてしまいあわてて設定し直したが、彼女がレスした後だったようだ。PCの方に「わかりました」とメールが一通、いつもはそんなすぐにレスないのに....PCの前で落ち込んだ。

すぐメールを送れば誤解はとけるだろうと思ったが返信しなかった。
ここがタイミングなんだと思ったから。
彼女が苦しんでるときに何もしてあげられない自分に苛立ち、赤ちゃんがダメになったのは自分のせいだと感じてた俺は結局逃げたのだと思う。
子供を作りたいと宣言したとき、「これでハマくんと同等になれる」というかわいらしいことをサラッと言ってのけた彼女とはこんな最悪なかたちで別れた。

子供を作るためには旦那に抱かれないといけない。
10年近くレスだった彼女はそのために身も心も旦那さんを好きになることからやり直した。そんな不器用な女性だったが、その真面目さが大好きだった。
そして旦那を好きになったとき、俺の居場所がなくなるってことが判らなかったマヌケな二人だった。

世の中には色々なかたちの恋愛があるだろう。
1000人斬りも結構、とりあえずオマタを広げてから考えてみるのも結構。
でも俺は自分の心にある人は一人で充分なんだ。
そしてそんな考え方の女性に惚れる。
だから旦那さんに帰った彼女が大好きだ。

今新しい子を授かったのかはわからない。
でもきっと旦那さんとはラブラブだと思う。

*********
深雪の中 冷たい指で 春を掘る
 待つは笑顔に 咲けふきのとう
君の態度の変化に気づいたのは半年くらい前からだろうか。
鈍感な僕だから、もしかしたら遙か前からその信号を送ってたのだと思う。
でも僕はその変化の理由がわからなかった。
正確に言うと
わかろうとしなかった。
当然だ
わかっちゃうと答えを出さないといけないから。そしてその答えはひとつしかないから。
鈍感な僕だけど、それっくらいはわかってた。

半年プラス何ヶ月か答えを保留した僕に君はひとつの決断をする。
全てを受け入れることのできない僕はただ君の話を素直に聞くしかなかった。

結局その決断は達成できずに君は帰る場所に帰り、僕は君の抜けた穴をただもてあそぶだけの日々を過ごすことになるんだけど、その穴の大きさに今更ながら気付いてちょっとびっくりしてるんだ。

君の住む街を僕はよく知らないけど、あの電車に乗れば君の街に行けるのはわかってる。
そんなくだらない事が僕のたよりない支えだってこと、君は知らないだろうね。
「バッカじゃない?」って笑いながら小突かれるから言わないけど。

そんなことを考えながら今日も自転車を転がすんだ。
君はなにしてる?
「さよなら」と言われてからしばらく
普通の友達になろうというのがムダな努力とわかりかけてきたとき
おもむろに昔の呼び名で電話かけてきて
「飲みに行こう」と
以前に戻った錯覚に陥った俺は
それはもう楽しくて
いつもの店でいつもの酒を二人して飲んで
やっぱりホテルに行って
身体が二人の関係を思い出してくれるはず
なんて
全身全霊をかけて悦ばせて
実際彼女はあの時のように
濡れて
喘いで
乱れて
くれたんだけど
当然その時だけの関係で
彼女は切ってた携帯の電源を入れ直して
「ありがと」と車を降りたんだ

「もう一度やり直せるかな」

言ってしまうと格好悪いから
「今日のは貸しにしとくわ」
って言ったら
にこりと笑って
「借り一本?」
って言うお前がすごくいいオンナに見えちゃって
「ばか、3回イッタから貸し三本、です」
って
二人で笑って別れたけど

その貸しが
俺を生かせてくれてて
でも縛り付けてるのを

お前は知らないだろーなー
午後6時、越後湯沢行きの特急電車

ゴミ箱の中のファックスを確認して、居ても立ってもいられず車をまわす。
「なぜ?」 「今更...」 「でも...」
頭がぐちゃぐちゃになり、それでもなお、アクセルを踏む。

駐禁エリアに構わず車を突っ込みホームに駆け上がる。そこは煌びやかに着飾った人の群れがあり、中心にいつもより綺麗なお前がいた。
おろしたてのスーツにレイをかけられた幸せそうな男と手をつないで。

それを見て身体の暴走がようやく収まる。
ホッとして踵を返す。
格好悪い自分を見せたくないという意地と自信の無さ
歩きながらちょっと可笑しくなる。
あぁそんなもんだ、俺らしくていいじゃないか。

お前からもらったキーホルダーを弄りながらエンジンをかける。
ウインドウのうっすらとした黄砂で視界がぼやける。

おめでとうも言えないのか、意気地なしめ。

 
突っ伏したハンドルから無理矢理身体を起こし、ワイパーを作動させる。
スパッと視界が鮮明になる。
街はもう夜の顔になっていた。

*********
今も尚 ベルト通しに ぶら下がる
 君のかけらは あの日の思い出
小学校のときよりつきあいのある友人Tから結婚するとの連絡が入る。
34歳、つきあったオンナの数=1、と思えば、近所人妻と3Pしたり、俺の通ってた飲み屋のママを食ったりと性的に歪みのあるヤツである。どんな子かと興味津々で聞いてみたら、やってくれた。20歳の子だとっ!

「どうしてそんな子が?」
誰しも思う疑問である。俺も単刀直入に聞いてみる。
なんでも以前からの知り合いらしい。「以前ていつよ?」と追求するとボソっと「5年前...」
っておまえ、それっていんこ....あわわわ、それが原因で破局になったらマズいので黙ってたが、すごい!すごすぎるよ、Tくん。
元々ロリコンの資質を持つヤツで、以前は真性ロリか?とからかってもいたが、まさか人生をかけてギャグをするとは思ってなかったので恐れ入った。

もっとも他の友人との間では早くも「何ヶ月持つか?」という掛けの対象になってることを彼は知らない。
ちなみに俺は2年に千円かけた(笑)。

********
瓦屋に ぽたりぽたりと ぼたん雪
 色が消えてく 北陸の路
愛用しているライターと時計が壊れる。
ライターはデュポンのアンティーク。祖父からの形見分けでもらったものだ。今でもパーツが簡単に手に入るのと一発着火の気持ちよさで使ってるシロモノ。銀製だからどんどん味わいが出てくるのがいい。会社へはデスクが禁煙になったので持っていかなくなった。もっぱら家で使う程度だ。そのライターのガスを入れる部分が壊れた。どこで修理すればいいかわからなかったので百貨店に持っていくがよくわからないらしい。
時計はロレックスのエクスプローラー2。景気のよかったころローンで買った。当時はまだ高くなかったが今は結構人気あるのか値段が上がってるみたいだ。こいつはゼンマイが切れたのだろう、手で巻いてもすぐ止まる。懇意にしている時計屋にもっていくと5万円也の見積もり...うーん、安くしてくれてるのだろうけどその5万が出ない状況なのよ。とりあえず、保留ということにしておく。

かたちあるものは全て崩れる。時計もライターも。でも俺は俗人だから、カタチあるものを欲し、そのままのカタチとして遺したいという欲がある。だからなんとかして元の状態に戻そうとするのだな。色即是空、この世のモノは全て幻なのよ、と割り切れる程達観すればきっと納得できるのかもしれない。
恋愛もきっとそうなのだろう。相手に偏らず、囚われず、拘らないことでうまくいくのでしょう。

でもね、

そんな恋愛は全然面白くないんだな。
偏執的に、そしてもがき苦しんで足掻いてお互いに傷付け合うことこそ色恋の醍醐味。
相手を想って枕を濡らせ! 夜中にワケわからず大声出せ! 意味もなく全力疾走しろ!
いつまでも今みたいな恋愛できると思うなよ。年を重ねていくとそういう激しい感情は衰えてくるのだ。なんか解った気になったり、深追いしないように、ってアラームが働いて事前に防波堤まで作っちまう。気恥ずかしいってのもあるしな。
しっぽりまったりもいいけど、それは40過ぎてからでも遅くはない。
若いうちは全身全霊かけて毛穴から煩悩の汁を吹き出しながら、相手を刺し殺すくらいに愛してやれ!

....さて、俺は縁側で茶でもすすろうかのう、婆さんや。

「こんにちは」喧嘩のあとの 初デート
口はへの字に 手は吾が腕に
5000HITオーバーだ。
今回は1週間で達成、うーれーしー!(ゴチの岡村風にお読みください)
俺のライバルであるところの愛と正義を憎む魔法少女が虎視眈々とヒット数を抜かそうと頑張ってるようだが、俺の忍法の方が力があるみたいだ。ニンニン。
さて、「女性は過去は過去と割り切れるもんなのか?」と問うた若人がいた。
確かに別れたあといつまでもウジウジしてるのは大抵オトコの方だ。かく言う俺もリハビリと称してこんなところでバカみたいなオナニー日記とつけてたりする(笑)。
オトコがロマンチストなのか?オンナの方が頭の切り替えが早いのか?単に女々しいだけなのか?
答えはどれもNOだ。
これは単純に恋愛の試合運び(?)の巧い下手の差、だけである。
ある程度見切りをつけてから別れ話を切り出す人、相手に自分が「もう興味がない」ことを上手にアピールできる人、嫌われ方のうまい人などは「割り切れ派」であろうと思う。
逆に、ヘンに気を遣う人、日記をつけたがる人(笑)などは「割り切れない派」であることが多い。
もちろん例外もある。例えば身体の相性が滅茶苦茶よかった相手などは前者でも後ろ髪ひかれることあるだろう。次の相手とエッチを繰り返すことによりその相手に合わせた身体になるという理屈もわかるが、果たしてその後再び滅茶苦茶よかった相手と交えたら....ちょっとそのあたりは経験者に聞いてみたいもんである。
俺なんか絶対「しまったぁ」と思うはず。(笑)
とまぁ色々書いたが、実は「割り切れてはないけど、割り切れたようにふるまう(或いはそうなるよう努める)」という御仁が圧倒的に多いのだと思う。
忘れてしまいたい過去もずっと心に仕舞っておく思い出も、その両方があるから今の自分がいるワケで、それは消すこともできないし、再現させることもできなのだ。だとすると、やっぱ割り切って前に進むしかないもんな。
*****
大輪の 向日葵畑で 幾度なく
 冷えない想い 処暑を過ぎても
昨日はスナックに飲みに行く。
「行きつけのお店」というものがないので必然的に同僚や先輩後輩のボトルが入ったお店に行くことになる。
昔...バブルのころは、ヘネシーや響が並んだボトルケースも最近じゃジンロや鏡月の焼酎が並ぶ。栄光は遠くになりにけり、ってところか。
今回は脱ぐヤツもなく、女の子と楽しい会話(ちょっとエロ系)に花が咲く。
俺はと言えばカウンターで先輩につかまり、今後の人生や会社の行く末について討論会(笑)。実は真面目や青臭い話はそんなに嫌いじゃない。からみ酒の相手をするのもどちらかっつーと好きだったりする。
昨日の本題はその先輩の家庭についてだった。
「離婚しようと思う」
40歳、子供は2人。若くして会社の取締役の座を射止めた義理人情に厚く仕事もできる大きい人だ。俺も尊敬してる人のひとり。
理由は?とたずねると別にオンナができてその子が妊娠したらしい。
責任をとるんだと、彼は答える。
既婚者が他にオンナを作ることはいけないことである。それが破綻したとき、大きな代償がまっていることは常に覚悟しなければならないと思う。
ただ、代償は件のカタチの責任のとりかただけではないと思うのだ。自分自身のわがままが元で夫婦関係を解消するということは、もしかしたらそれ自身も自分のわがままの押し付けに他ならないのだから。

「アナタをだませない!」と泣きながら自分の過去を語る、という性分の子がいる。なるほど、赤裸々な過去を知らない彼氏が不憫だというのもわかる。彼に懺悔したい気持ちもわかる。
でもいくらかっこいい言葉を並べようが、やっぱりそれは自分がプレッシャーに負けただけだと思ったりする。
茨の道を歩む者はそれをも許されないという覚悟がいるのだ。

既存の道徳観と鬼畜道を巧妙に渡るバランス感と図太さこそ必要スキルなのだと思う。

*****
盆すぎて ひときわ大きい せみしぐれ
’03夏の カーテンコール
ネットのリンクを辿ってるとあるHPにぶつかった。
かわいい女の子の画像がトップページ。カウンターがあり、ヘッドラインには、もうすぐその子の3歳のバースデーという案内が流れている。
左のフレームにはダイアリー、掲示板、プロフィール、そして画像のボタン。
どこにでもある家族紹介のHPそのまんま。
でも俺はタイトルを見たときから心がざわめいていた。
おそらくあいつがつくったHPだ。確信的に感じてプロフをクリック。
仲の良い夫婦、そして、一人娘の紹介。イヤな予感は的中、血の気が引く。
それは別れた彼女のホームページだった。

幸せを絵に描いたような家族。
ディズニーランドに旅行したときの写真、近所の公園での写真。画像は小さくて表情までは判断できないが幸せそうだ。
日記には娘の成長を事細かに書かれてある。旦那さんのことも....
掲示板ではママ友であろうか、いろんな人が書き込んでいる。
当たり前だが俺の知ったハンドルはひとつもない。

見なきゃいいものを、全部見てしまう。

彼女は俺と別れたあとしっかりとしたオトコを捕まえて、しっかりとした家庭を持ち、しっかりと子供を育ててる。
俺はと言えば、会社つぶれて借金かかえて、仕事仕事で家族を旅行にも連れてってやれなくて、旦那さんと比べても容姿も収入も段違いで......
下劣な優越感に浸ってやり過ごすこともさせてくれない。
んで、落ち込む、妬む、その堂々巡り。
もうバカ、である。救いようのない バカ。

忘れてる? 全然じゃん。
一本芯が通ってる? どこによ。
ダメなオトコなんだから、お前は。そんなオトコには落ち込む権利も妬む権利もないんだよ。

矛先を自分に持ってこないと暴走しそうな感情、そして逆流する血液を、必死で抑えつける。
漆黒の闇でもがくうち、やがて一本の光明に気付く。
その光を感じることでようやく落ち着きを取り戻すことができる。
「まぁ彼女が幸せならいいんじゃねぇの」
その言葉が一筋の光。

なんと弱々しい光だろう。他人が聞いたら笑ってしまうと思う。
俺も自分で言葉して笑う。「バカ」
張りぼての虎のようなプライドが吐く、クソの役にも立たない光だけど、俺は事実、その光で救われるのだ。

全然進んでない気がするけど、きっと前進してると信じよう。
いつか必ず振り子は止まるのだから。

*******

って、いやぁ参った。
久々のフラッシュバック。心臓止まるかと思ったっす。

さて、先日書いたアーシア・アルジェントちゃんですが、ネットで検索してみるとあのイタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント氏のお嬢さんなのね。ダリオといえば「サスペリア」「フェノミナ」等々、強烈な色づかいと音楽がステキ。いや、ホラーは嫌いだから1回きりしか観てないのだけど。

もひとつアーシアちゃん情報。「トリプルX」にも出演してるらしい。くぅ知らなかった...借りてこないと。

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空酒が しょっぱい夜は 啄木の
 ぬる甘い詩 口にしてみる
「ねぇどんなタイプの子が好きなのよ?」
知り合いのお母さんが酔っぱらいながら聞いてくる。女性が酒を飲んで酔っぱらうのは別に気にならないが、どーして集団で飲んでるとあんな下品になっちゃうのだろうか?正直ウザい。
「嫁さんみたいなタイプ」
と、グーの音も出ない答えを言ってみる。こういう言い方をすれば「よぉ!ラブラブだねぇ〜」とからかわれるか、黙られるだけで済むからそういう色っぽい話をしたくない人には効果的だ。
これがちょっと気になる人なら、そりゃもうその子の長所を探しまくって理想を作り出してしまうんだがな。

さて、改めてタイプはどんな子なのかと考えてみた。
「好きになった子がタイプ」であるとは以前書いたが、その中でも傾向があるはずだ。マトリクス表を作って分析してみる(ウソ)。
するとひとつの理想が見えてくる。
引かれるのを承知で書いちゃうが、それは「奥ゆかしい子」だ。

「どんなタイプの子が好み?」
「奥ゆかしい子」
改めて文字にしてみると、ホント、何様のつもり!?って感じ、自分を棚に上げたとんでもない言いぐさだが、そうなのだから仕方がない。
ちなみに、奥ゆかしいってのは、靴下を履かせてくれるとかネクタイを締めてくれるとか家に帰ると三つ指ついて待っててくれるとか、そういうのではもちろん、ない。立ち位置を間違わない人、無理せず無理のできる人を指す。
なによ?都合のいいオンナってワケ?と思われる人もいると思うが、都合のいいオンナと決定的に違うのはその動機が「相手に嫌われたくないから」ではなく「自分がそうしたいから」である。

辛いモノが苦手な俺に辛い料理ばっかり作るオンナがいた。
なんでも作ってくれるのだが、とにかく辛い。
もう親のかたきの如く辛いモノのオンパレード。俺がどれだけ苦手といっても決して手をゆるめない。なんでそこまでこだわるか、聞いてみたことがある。彼女はこう言った。
「私の美味しいと思うものを一緒に食べたいから」
奥ゆかしい....

人の耳かきするのが異常に好きなオンナがいた。
膝枕で耳かき、なんてオトコの究極の理想のひとつだと思う。オンナも好きなオトコの耳かきをするというシチュエーションに憧れる人が多いのではないだろうか?
しかし彼女の耳かきはそんなかわいいものではない。耳かき大・耳かき小・ミニライト・乳幼児用粘着棒・ウエット綿棒を駆使し、人の耳を駆逐する。次に逢う間に自分で耳かきをしようものならすごく怒られた。なにゆえ? 聞いてみる。
「だってほとんどは家族のモノでしょ?耳くらい私のものにしたいじゃん」
奥ゆかしい....

自分は一滴も酒飲めないのに、必ず冷蔵庫に黒ラベルを冷やしてくれてるオンナ、タイタニックやあいのりを「馬鹿馬鹿しい」と一笑するくせに、影でこっそり観て涙するオンナ、飲みに行くことに金を惜しむオトコは器が小さいと本気で考えてるオンナ....

書いてて「奥ゆかしいか?それって」と思った例もままあったが(笑)、そんなに付き合った女の子が多いわけじゃないのでぎりぎりセーフということでお願い。
自分の好き勝手やってくれて、それがいちいち俺のツボを突く言動で、向上心と羞恥心がある子。そういうのを「奥ゆかしい子」といい、俺はそんな子が大好きである。

だからなに?という疑問はナシ!(笑)

*****
細い指 はじめて握る なつまつり
射的と氷と 金魚すくいと
先日のタカハシくんの言葉がまだ引っかかる。
「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」
10年間の性生活、そりゃ浮気もあっただろう(って自分を基準にするなってハナシですが)し、気分が乗らなかったときや、相手のことを考えない自分勝手なセックスもあったと思う。
だけど、一度くらい気持ちいいことあっただろうよ、どーなのよ?そのあたり。
と、俺には全然関係ないオンナに憤慨してみたり、同情してみたり。
イキそうなことを相手に告げると
「まだダメぇん」とせがむ子と
「いいよ、中で出して」と誘う子がいる。
前者は、まだイッテないのに自分だけイクのはずるいという自分本位な考え方を持つオンナだと言えるかもしれないし、逆にそれだけ快楽に浸っているのだと考えることができる。
後者は充分満足した故の応えかもしれないが反面、オトコは射精させておけば満足だという男性蔑視の傾向が見られるのではないか?
なんだかんだいってもオトコもオンナも自分勝手に快楽をむさぼり、それが結果的にたまたま相手が喜ぶ行為だったりするだけなんじゃないか?セックスなんてものは。
相手に奉仕するのがすき、なんて調子いいことも結局は相手をイカせた自分のテクによってるという利己的な考え方の上での満足だったりして。
と、なにやらネガティブに考えると自己否定までしてしまいそうな勢いなので、コーヒーでも飲んで頭を休める。
今さらのハナシだが、セックスは相対的なものなのかもしれない。
オトコはそれを体感として味わってないから理解するまで時間がかかる。もしくはセックスの快楽は絶対的なものだと信じて疑わない。オンナでも絶頂の更に先のステージを体験してない子にはわからないかもしれない。
絶頂の更に先にも絶頂があること、下半身が相手と融合したような錯覚を感じたり、「イクっ」って感覚が津波のごとく絶え間なく押し寄せるようなエッチを体験したオンナは身体でそれを知っている。
気がする。
もっともやることが同じでもその日の体調や精神状態やシチュエーションで感じ方が違うのだから、毎回津波が来るセックスは味わえないだろう。となると、程々のセックスでも定点を超えると「気持ちいい」と判断して然るべきだし、実際、意識的じゃないにしろ、そう感じてることと思う。
セックスは「気持ちいい」「気持ちよくない」と分けるものじゃなく、「気持ちいい」「更に気持ちいい」「もっと気持ちいい」って段階的に分類されるシロモノなんじゃないか?てことだ。
だとすると、「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」とのたまった元妻は最後までセックスを相対的なものと捉えることができなかったのだろう。
不幸なことである。
*****
パラパラと鳴る スターマイン 背に受けて
 二人で融ける シングルベッド
無事、東京からの帰還である。
東京から帰るとひとまわり大きく成長した気になるのはなにも俺の都会コンプレックスだけの問題ではあるまい。今回の「ウンコ事件」を経て俺は大きく成長した。
ような気がする。
スタバにもいった。なんとかフラペチーノというクソ甘くゆるいシェイクもタバコを我慢しながら飲んだし、サンリオピューロランドにも(前を通過しただけだが)いった。
どうだ、すごいだろう。という相手もいないので(いたとしてもそんな戯言は聞いちゃもらえないが)日記に書いておきます。

さて、今回、仕事プラス大学時代の級友に会いにいったのだが、月日とは残酷なものだと実感。2年前は「ちょっとお前、髪の毛危なくない?」ってヤツが本格的、どこをどうとりつくろっても言い様がないハゲになってたり、「どうして俺はこんな子にホレてたのだろう?」と首を傾げてしまうほどかわってしまった子がいたり、すっかりオトナの仲間入りをしたヤツがいたり、さながら「あの人は今」状態になってた。

ちょっと寂しい気持ちと置いてけぼりをくらった焦りとが入り交じり複雑な心境。やっぱ人はかわっていくものなのね....
そんな中変わらずいたのがタカハシ君だった。

俺よりいっこ上の彼は東北の港町出身ということで、なにかと話が合った。切れ長の目と細身で長身、時代が時代ならモデルとして飯も食えるんじゃないか?というくらいかっちょよかったが、本人は漫画家になりたかったらしい。事実、青年誌ではマイナーだが一応コンビニにも置かれているH社のある雑誌に連載されるまで頑張ってた。そんな彼が離婚した。奥さんは彼が学生のときから8年付き合って一昨年に結婚した後輩だった。今回はその慰めコンパ(懐かしい響きだな、おい)のために集まったのだった。
懐かしい居酒屋に集まり乾杯。みんなタカハシの離婚の話題には触れずにいたが、酔いもまわり、誰かが核心をつく。
「で、どーなのよ?なんで別れたの?」
タカハシがなにを言ったか憶えてない。多分、性格の不一致だの結婚は恋愛と違うだの、そんなことをいったと思う。みんなもそれ以上突っ込まなかった。
おあいそが済んで2次会に向かう道すがら、タカハシがぽつりとつぶやく。
「別れ際に{あんたに抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もなかった}って言われちゃったよ」
「そうかぁ...」
なにも言えない。
二人になにがあったか知らないし、きっとわからないだろう。その捨てぜりふが出てしまうくらい彼は彼女にひどい仕打ちをしたのかもしれない。
だけど、と思う。
やっぱりそれは聞きたくないよなぁ、オトコとして。

オンナは最中に演技する。
そんなに気持ちよくなくても気持ちいいフリをする。
それは善し悪しじゃない。自分に加速をつけるためだろうし、相手を気遣う気持ちからだろう。わかってるオトコは、それはそれとしてありがたく楽しむし、オンナもそんなオトコが可愛く思えてまた加速がつくのだと思う。それがわかってないと両方不幸になる。

「気持ちよくない」その言葉は過去の思い出も、さらに未来の夢をも潰しかねない。それを言わせないセックスと言わない礼儀はわきまえたいものだ。
と、東京の空を見上げて思った。

****
あのときの涙と笑いが 染みついた
白楽の道 またぎゅっと踏む
「一番好きな食べ物はなんですか?」
という問いには「お好み焼きです」と答えるようにしている。
庶民的で嫌味がなくちょっととぼけて見えるから。まぁ無難な答えというところだ。
「一番楽しい食べ物はなんですか?」
という問いがあるとすれば、「おにぎりかカレーです」と答えるだろう。
おにぎりは食って楽しい。家庭それぞれで味付けもカタチも海苔の巻き方も具材も違うから他人のおにぎりなんかそりゃもうお願いしてでももらいたくなる。
カレーは作って楽しい。冷蔵庫のある残り物の野菜と肉、そしてルーがあれば簡単にできるし、「今日はちょいと気合いをいれようか」と腕まくりして作っても完成形があってないようなものなんで、どんどん旨くなる(気がする)くらい懐が深い。
最近好きなのは無印良品のカレーシリーズだ。
スパイスが同梱されているので手軽に本格的なカレーが楽しめる。
「一番嫌いな食べ物はなんですか?」
という問いには「ニンジンです」と答えるようにしている。
別に不味いというワケではないが、脇役のくせに大きく乱切りされているのが嫌い。肉じゃがとかで大きいニンジンを見ると「デリカシーのないやつ」と感じてしまうのだ。ニンジンは「実は身体に良い野菜なのよ」という大義名分をたてにどこまでも遠慮なく首を突っ込む悪い癖があるように思う。
「一番悲しい食べ物はなんですか?」
という問いがあるとすれば、「チヂミ」と即答だ。
昔付き合った在日の彼女を思い出すから。
彼女が作ってくれたチヂミは絶品だった。当時は辛いものが大の苦手だったが、彼女の手料理を食うようになって随分と慣れた。ネギと海鮮の食感と香り、酸っぱ辛いタレとの絶妙のハーモニー。
たまに韓国料理屋で食ってもあの味にはお目にかからない。その度に胸がキュ〜ンとなり「食わなきゃよかったぁ...」と後悔する。
みなさんの「楽しい」食べ物と「悲しい」食べ物はなんだろうか?
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別れとは老い枯れ果てるワケでなく
 次の新芽の備えなりけり
「乳房というもの」編で乳に大事なのは感度と肌触りだ、と書いた。
これは、乳に限定せず「どんなオンナがいいか」という条件にももちろんそのまま当てはめることができる。で、もう一つ重要なファクターがあるのだ。
それは「香り」である。いや、ここは話に合わせて淫靡に「匂い」としておこう。
俺はトワレもパヒュームもコロンもつけない。理由は面倒だから(笑)。「化粧品」然とした匂いが嫌いってのも大きな理由だが整髪料も極力無香料を選ぶようにしている。
最近はメンズフレグランスも充実しており、当たり前のように甘い香りを漂わせる男の子もたくさんいるのは知っている。だけどなんか好かんのだよなぁ..。あぁチックや加美乃素K(って若い人は絶対知らないか)をぶっかけたおっさんより好感もてるけど。
そんな俺がどうしても忘れられないフレグランスが2つある。
ひとつはクリニークのご存じ「HAPPY FOR MEN」
メンズとしても使われるだけに爽やかで軽い香り。
これを常用してたのがAである。
抱きしめて首筋にキスすると鼻孔いっぱいに広がる匂いはもうそれだけで眠くなるような安心感があった。コトのあとのアフターノートっつーんですか?それもあんまり変化なく、だっこしたまま寝てしまったこともしばしば。精神安定剤のような匂いだった。
最近でも寂しくなるとテスターで嗅いでみたりする...って犬か、俺は。さすがにそこまではしない。(^_^;)
ふたつめはエスティローダーの「SPELLBOUND」
専門店にもないので個人輸入品かもしれない。E子にこっそりプレゼントしようと思って探したが、結局見つからなくて、別のモノをあげた思い出がある。
こいつはうってかわって甘くて官能的で抱きしめて首筋にキスすると(あぁ、どんなオンナも抱き方一緒だというのがバレでしまったぁ(笑))クラクラして押し倒したい衝動に駆られた。って結果的にはクラクラしようがしまいが押し倒してたんだが。
スペルバウンド、日本語では魅了、まさしく俺は虜になった。
フレグランスは体臭と混じって完成する。その人の汗や皮脂と混ざり合いそれが色香となる。大昔に人間はフェロモンを感じる能力をなくしたが、嗅覚は比較的マヒしやすい器官にもかかわらず、かわらずにすっと匂いを忘れないのは鼻孔の奥の嗅覚を司る細胞が過去の機能を記憶してるのだろう。
現代においても人は匂いを求め、惹かれ合うのだから。
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7年の 沈黙破り 顔を出す
 短い影の 季節のはじまり
俺はメインマシンにアップル社製マッキントッシュを使ってる。いよいよじり貧のマイナーメーカーだが、仕事でもそれなんでとりたてて不満もなく使ってる。ひとつ気になるのが各種アプリケーションやサービスの対応が遅く、蚊帳の外においやられることが多いことだ。ヤフーのメッセンジャーも例外ではなく、最近流行のライプカメラ機能もついてないバージョンしかないのでまったく使ってなかったが(ライブカメラって絶対エッチな目的のための機能だよなぁ(笑))、最近β版が公開されたとかでとりあえずダウンロードしてみた。んで、さっそくエッチなところへログイーン。
感想、ブロードバンド様々です(笑)。
さて、そんなメッセンジャーだが、先日、最近知り合ったネット仲間とメッセで話した。彼女は結婚してるが付き合ってる人もいるようだ。
他愛もない話の中で以下のような話題があがった。
「本気の恋愛って不倫がバレてもちゃんと責任とれる人だよね」
「責任って?」
「奥さんと別れて私を引き取ってくれて、旦那への慰謝料も払ってくれる人(笑)」

どこまで本気でどこから冗談かわからないが、オトコのひとつの覚悟として、そういう気持ちをもって臨むというのは格好いいと思うし清々しさすら感じるところである。大体、俺はと言えば、そこまでの覚悟はないもんな(笑)、慰謝料の段階でアウツ!だし(^_^;)。
でも、ちょっとひっかかるものもあった。話は6年前に遡る....

当時、俺はちょっとテングになってた。仕事も順調、家庭も円満、稼いじゃ使って嫁さんの他に彼女とあととっかえひっかえに数人のオンナと遊んでた。各種団体にも顔を出し、後輩を連れて飲みに行ってホステスにもちやほやされた。順風満帆だったが、会社の倒産という出来事で簡単に崩れることになる。知り合いや彼女は潮が引くようにいなくなり、罵詈雑言が耳に届くようになる。悪いことは重なるもんで、家庭にも不幸が続く。俺は為す術もなく呆然となる。
そんなときでもいつもと変わらず付き合ってくれた子がいた。
随分と長いことその子と付き合ったが彼女にプレゼントしたものはなにもない。誕生日とか付き合った日とか、そんなアニバーサリーには無頓着、逢ってビール飲んでエッチして別れるという付き合いをかわらず続けた。エッチの相性はものすごーーーくよかった。お互い若かったこともあり、それこそいろんなプレイをした。彼女はすごい美人でどこに連れてっても周りが振り向いた。けど、本人は外に遊びに行くならいちゃいちゃしてたいと言う子だった。都合のいいオンナだったかといえばそうではない。既婚だということは知ってたが、他にオンナがいることがわかると「今から別れてこい」と首に縄つけられてそのオンナのところに連行されたり、どちらかといえば俺が振り回されるほうだった(笑)。
結婚はお互い考えてなかったが、その落ち込んだとき、全てを捨てて彼女とやり直そうかと思ったことが一度だけある。それを言ったとき、泣きながらぶたれた。奥さんと子供はどうするのか、と。
その後、俺は職場もかわり、環境も徐々に回復して仕事に精を出す。彼女とはなかなか連絡がとれなくなりいつの間にか自然消滅した。

俺が今までで一番好きだったオンナをあげるとすればその子だと思う。
けど、結婚するか?と言われると、今でも答えはノーだ。たとえお互いが独身同士だったとしても多分結婚はしなかった。なんかそんな気がする。
責任とは義務と権利の差額のことだと思う。相手が義務を果たさなかったとき、主張する権利の大きさによって「責任とってよね」の声も大きくなるということだ。
二人の間にはそれがなかった。ただ求め合い惹かれ合っただけだった。責任というものがなかったのだ。
結婚がゴールではない恋愛。それはすごくわかりにくくて、いとも簡単に外道に陥る可能性がある茨の道だけど、きっとそこにも明るくて純粋でトゲのない道があるのだ。
それを教えてくれた彼女の存在がくだんのネット仲間の話のひっかかり。

まぁメッセで長々と言う話じゃないし、言ったところでわからないかもしれないし、大体彼女のいってることが正論だから(笑)、黙ってたけどね(^_^;)。
まぁあと思ったことは「ありゃ〜責任なんてとれないからこの子口説けないなぁ」ということだけなんだがな。(笑)

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釣り糸を垂らして眺める 土用凪
 知らない街の 君を想う
デートは割り勘。
ここ数年はこれがキホンだ。割り勘といっても何百何十円まで割るってやつじゃなくて、「この前はお前におごってもらったから今日は俺な」みたいな感じで清算してた。遠距離恋愛のときは迎えたほうが飯からホテルまでデート代を出すというカタチだった。
別にお金を使うのが惜しいワケじゃない。お互い千円ずつもってるとして、片方が千円丸々使うデートではなく、両方800円使って1.5倍楽しいデートにして200円は自分のために使いましょう、ということだ。金の切れ目が縁の切れ目とよく言われるが、現実問題として金がないとホテルにもいけないので必然的にそうなる部分もあるけれども。(^_^;)

飲む打つ買うは男の甲斐性、なにをするにも金がかかる。
不倫はそれなりの財力あるやつじゃないとしてはいけない。
おっしゃる通り。なぜならなにひとつ将来的な確約を得ることができないからだ。現在のみを刹那的に過ごす、それが不倫。だからティファニーのリングだの、プラダのバッグだの、ヴィトンの財布だの、モノでつなぎ止めるという手段に陥りやすい。(もっともなにはなくともオンナはご馳走してもらえるもんだ、という御仁もいらっしゃいますが、20代ならいざ知らず、三十路を超えてまで商品価値がある人は皆無である、と忠告しておこう)
まぁそれはそれでアリだが、オトコならもっと違うところで勝負したい。たとえばエッチとか、エッチとか、エッチとか。(笑)
「貴方の身体が忘れられないの」と言わせてみたくはないか?雄なら!!!

と、力んで叫んでも、実際金持ってるやつにはかなわないのが実社会だったりするんだけどね(^_^;)。
あと、オトコがオンナに金使うのに「喜んでる顔が見たいから」ってのがある。こういう費用対効果を無視した感覚はヤバい。お爺ちゃんが孫にお小遣いをやる感覚に近い。オンナも孫モードでねだってくる。リタイヤを自覚してるやつなら構わないんだけど現役なら「買ってやってもいいけどイッパツさせてくれ」くらい言ってから買ってあげよう。出来る出来ないは別にして。(笑)

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色恋は 永久にゆらなう白波の
 寄せる千年 かえす千年

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